会社を作りたいと思ったらまず決めること

お金があれば、すぐに会社は作れるんでしょ。
起業や会社を設立するにあたり、必要なものや必要な準備があります。
まずは「お金が必要」「勉強が必要」「印鑑証明書が必要」と言われたりもします。
先日、学生に「お金があれば、すぐに会社は作れるんでしょ。今は資本金1円から作れますもんね。」と言われました。
間違いではないですし、そのようにスタートを切る人は多くいると思います。
ただし、私が会社設立にあたり一番最初にお客様に聞くことは「設立目的」を伺います。
この「設立目的」とは「事業目的」とも似ていますが、私としての考え方はあくまでも会社を作る目的を伺っています。

 

会社を作る目的はなにか?
会社を作る目的がはっきりしていればいるほど、打ち合わせもスムーズに進みます。
また、会社を作る目的が私との打ち合わせを通してはっきりしてきたり、お客様の中で整理が付いてくる場合も多く見受けられます。
  • どのような手段で儲ける会社とするのか(事業目的)
  • スピード感を持って設立し、少しでも早く営業活動をしたい
  • 何でもいいから儲けたい
  • 節税対策重視で考えたい
  • グループ会社を視野に入れている
  • 発起人や賛同者と一緒にやれる会社にしたい
  • 自分の好きなことをやる会社としたい
  • 少しでもお金のかからない方法で設立して副業でやりたい
  • 一般社団法人やNPO法人を視野に入れている
  • 定年後に独立したい
会社を作る目的は悪いことでなければ、何でも問題ありません。
私としてはここの思いが強いお客様ほど、全力で支援をしやすくなります。
普通は一生に何度も自分の会社を設立する機会はありません。
自分の会社を作りたいと思っている人はまず「会社を作る目的」を決めるようにしてみてください。

 

会社を作る目的が決まったあとは「ルールブックの内容を決める」
定款という会社のルールブックを作成します。
ここも会社を作る目的から考えると作成がしやすくなります。
  1. 会社名や住所
  2. 事業目的(その会社は何をして活動していくのか)
  3. 誰と会社を作り、誰が役員となって経営するのか
  4. 資本金
  5. 株のルール
厳密には細いルールはありますが、上記を決めていくだけで会社設立はもうすぐとなります。

 

印鑑のデザインを決める   実印・角印・代表印・横バン?
実印・角印・代表印・横バン・認印などいろいろな印鑑の種類がありますが、会社を設立する上で必要なのはまずは代表印です。
正確には個人の実印でも問題はないですが、偽造盗難のおそれや役員変更等の今後のことなど、実務的にも必要となるので購入するべきです。
角印は請求書や領収書などの書類が会社からの正式なものだと証明するような意味合いに使われる印鑑です。
横バンは会社名・住所・電話番号を手書きするのが面倒なので代わりにハンコにしたような意味合いとなります。
角印も横バンも必ず要するものではありませんが、商慣習的にも用意することをオススメしています。
この際に印鑑自体の大きさやデザイン、材質など決める箇所が出てきます。

 

お金は場合によっては必要がありません
お金を生み出す仕組みがしっかりしている場合(事業計画や経験値等)には政策金融公庫の新創業融資や金融機関の制度融資が利用できる場合もあります。

 

会社を作るにはまずは「会社を作る目的」を決めることから始まります
会社の経営者や個人事業主となる場合には常に決断する場面を伴います。
たったひとつの判断でその後の方向が大きく変わることは多々あります。
未だ見ぬ将来のことだからこそ決断力をもって判断していただきたいと思っています。