株式会社・合同会社・一般社団法人・NPO法人の比較

会社の説明

会社を作る、事業を始める場合には以下のような会社を検討していきます。

株式会社        合同会社        ・合資会社

・合名会社        一般社団法人      ・一般財団法人

NPO法人        ・有限会社        ・任意団体

・協会   etc..

この中でも現在設立を検討する中で比較しやすい、株式会社合同会社一般社団法人NPO法人を比較してみます。

株式会社合同会社一般社団法人NPO法人
設立手続き定款認証・設立登記設立登記定款認証・設立登記所轄庁の認証・設立登記
設立時の最低人数1人1人2人10人
設立後の役員の最低人数役員1人役員1人役員1人
非営利型は役員4人(内1人は監事)
役員4人(内1人は監事)
法定費用の準備額登録免許税150,000円
公証役場費用 約52,000円
印紙代40,000円
(電子定款の場合は0円)
登録免許税60,000円
公証役場手数料 不要
印紙代40,000円
(電子定款の場合は0円)
登録免許税60,000円
公証役場費用 約52,000円
印紙代 0円
登録免許税 0円
公証役場手数料 不要
印紙代 0円
資本金の最低額1円1円無し無し
設立にかかる時間約3週間約3週間約3週間約6ヶ月
代表者の職名代表取締役代表社員(代表理事)(理事長)
役員の任期2年(10年)任期は無し理事2年理事2年
利益の分配出来る(持株数)出来る(定款又は出資額)不可不可

株式会社は、株主が決定権を持つ、営利を目的とした法人です。認知度も高く、株式会社であるだけで取引先からの信用を得られることもあります。

会社設立にあたり、最も一般的な法人といえます。

合同会社は株式会社と違い、「1人1議決権」で会社のことを決めるため、出資者=役員=会社のイメージが強くなります。

株式会社の場合は株を売買することもでき、多くの株を持っていることで発言権が変わっていきます。

合同会社は設立費用が他に比べて低く少人数で始め易いため、近年では設立頻度や認知度が高まってきています。

一般社団法人は、人の集まりの特徴が強い法人です。協会設立や思いを一緒にする人達と立ち上げるケースが多く、NPO法人と違って事業目的に制限がありません。非営利法人なので利益を分配できないことも特徴です。

NPO法人は、特定非営利活動法人として財務や活動内容を明らかにし、公益のために活動をしていくことになります。

税制優遇や必要な活動計算所などがあるため、会社設立の初期段階から税理士に協力をしてもらいながら運営をしていきます。