軽自動車で運送業を開業!

軽自動車で開業

コロナの影響もあるかもしれませんが、個人事業主様の開業のご相談が増えております。

なかでも軽自動車での個人開業はもっとも費用がかからずに開業が出来るため、個人事業主様だけでなく法人様でも取り組みやすい事業の一つです。

開業スケジュール

軽貨物での運送事業はすぐに始めることが出来るのも良いところです。

軽貨物運送を始める場合にはまず「屋号」(会社名)を決めておくと良いでしょう。

例)木村運送・KIMURAエクスプレス・木村特急便・etc…
車選び3日程度
運送業開業手続き3日程度
黒ナンバー取り付け後に営業開始

他には、
・税務署に営業開始届(開業後1ヶ月以内でOK)
・保険会社に任意保険の変更連絡
が必要となります。

超特急で進めたい場合には、
・車検証のコピー(中古の場合は前所有者のもの)
・住民票の写し
これらを事前に用意しておくとさらに手続きは早く進行します

 

車両について

車を用意するときは車検証を必ずご確認ください。

用途の欄が「貨物」となっていれば運送事業用として使用できます。

「乗用」となっている場合でも「構造変更」の手続きをすることで「貨物」用として使用ができるようになります。

貨物用にする構造変更自体はそれほど面倒ではありません。

なお、構造変更後は2人乗りになってしまうので、ご家族などの了承得て実施するようにしてください。

また、私見ですが初めて軽貨物運送をされる場合は中古車でのスタートをおすすめします。

初期投資を少なくし、少しでも経費を抑えたスタートが経営の基本となります。

中古車を買う頭金を用意できない場合はリース契約をすることも現実的です。
「個人の車を買う」場合に断られていても、「お金を稼ぐための車」のためにはリース契約をしてくれるケースがあります。

 

 

すぐに仕事はあるのか

私は前職が運送業に身を置いていたこともあり、物流業界の動向が入ってきますが軽貨物運送は「個人で始める場合」も「フランチャイズで始める場合」も仕事があるところにはあるという印象です。

また、ある顧問先では、常に「運転手が足りていない」という状況です。

少し閉鎖的な業界の雰囲気も感じますが、忙しいところとそうでもないところの差を感じています。

少しでも早く業界に飛び込み、つながりを持つことで仕事を獲得出来るのではないでしょうか。

当事務所では運送会社様からの車両不足のご相談があった時期に限り、お客様のご紹介をさせて頂いております。

(紹介料等はいただいておりません)